海外の警察官の現実

  メキシコの警官の9%が免職

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100831-00000003-cnn-int


   『メキシコ市(CNN) メキシコ連邦警察は30日、汚職にかかわったなどの理由で今年5月以降約3200人の警察官が免職されたと発表した。

  免職者のうち465人は犯罪への関与の嫌疑がかけられている。このほか1020人が機密事項に関する調査で懲戒処分の対象になったという。

  連邦警察の内務問題担当者によると、調査は5月中旬に開始されたという。また、連邦警察の報道担当者はCNNに対し、「(警察の)調査は何カ月も前に始まったもので、これがその結果だ」と語っている。


  警察当局者によると、免職者の中には、数週間前に汚職にかかわったとして内部告発されたシウダフアレスの警察官らも含まれている。


  この問題では、2つの警官グループが警察本部の外で闘争を行ったとされる。


  連邦警察には約3万4500人の警察官がおり、免職された3200人は全体の約9%に当たる。 当局では、免職となった警察官が地元、州、連邦レベルの警察に再雇用されることは認められないとしている。』



   メキシコの警官の約9%に当たる3200人が免職。つまり、警官を首になったということです。
 

  最近のメキシコでは麻薬闘争で麻薬組織に加担していた警官の話もたくさんありました。 特に酷かったのは、刑務所に服役中の囚人に武器を提供し、対立組織などの人殺しを援助した事件。
 
   世界の途上国の警察官というのは日本人のイメージとは全然違っています。

   gidoの経験上、ゲリラが存在している国やメキシコのように麻薬グループと一戦を交えている国の警察官というのは一般的にレベルが低いです。
 

  命の危険が伴う割に、給料が良くないからです。優秀な人間がなりたい職業ではありません。警官になるくらいなら、軍人になるでしょうね。

  しかし、ゲリラ治安の悪い国ではそれなりに警官の数も必要です。

  本当かどうかはわからりませんが、あまり柄の良くない連中を警官にしているような話も聞いたことがあります。

  世界の現状をみると、柄の良くない連中が警官になっている国もあるというのは、十分あり得ることだと思います。


   日本人旅行者は海外で警官をあまり信用してはいけません。

   賄賂などを要求される可能性もあります。


   特に中南米では用もないのに警官にかかわらない。海外一人旅の鉄則と言えるかもしれません。