中国一人旅をする人、必見!
中国屋台など中国B級グルメは確かに魅力的。 だけど、こんな怖いケースもあるのです。
http://news.livedoor.com/article/detail/10612842/
『中国メディア・現代快報は15日、江蘇省常州市の20代女性が羊肉串焼き(シシカバブ)を食していたところ歯茎の出血が止まらなくなった。全身に紫斑が出るなどの「中毒」症状を起こしたことを紹介したうえで、羊肉串の安全性や健康上の問題点について紹介する記事を掲載した。
記事は、この女性は羊肉串が好物で、2-3日に1度は勤務先に近い店で羊肉串を食べていたとする一方、5年前に「ケガをすると傷口の血が止まりにくく、歯を磨くと歯茎から大量の出血がある」ことに気づき、最近では出血がさらにひどいうえ、小便にも血が混ざるようになった。
病院で検査を受けた際には全身に紫斑が出ているのも確認された。重度の貧血と凝結機能障害と診断されるとともに、医師が「羊肉串が引き起こしたものかもしれない」との見解を示したことを伝えた。
また、医師が「一部の屋台ではコストをおさえるためにネズミの肉を使っている。その多くは凝血抑制剤で毒殺されたもので、その肉にも大量の薬品成分が残っている」と説明した。
女性が食べていた羊肉串もこの類のものであり、長期間にわたって摂取したことで徐々に凝血機能障害が出てきた疑いがあると指摘したという。
さらに、現地の羊肉の卸売価格と小売価格、串焼き用の炭や場所代、光熱費、人件費といったコストから勘案して、羊肉串で儲けを出すには最低でも1本2.5元(約47円)で売らなければならないとし、「もし2.5元より安い店があったら、羊の肉を使っていない可能性が高いから食べないほうがいい」とする羊肉串業者の話を示した。
この業者によると、ネコやネズミの肉に下味をつけるさいに色素や羊肉の香りを添加し、焼くときにも香辛料を多めに振りかければ「一般人では判別できなくなる」とのことだ。
記事はこのほか、羊肉の脂は飽和脂肪酸が多く含まれる動物性脂肪であり、多く摂取すれば血管に悪影響を及ぼすほか、肥満になりやすいという注意点にも言及した。
イスラム文化を想起させるエスニックな香辛料の風味と羊肉の香りに、多くの人が一度食べたら病みつきになる羊肉串。
今や中国を代表するB級グルメが、いまだに食品安全問題の「好例」として取り沙汰される状況は、実に残念な話である。(編集担当:今関忠馬)(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)』
ちょっと衝撃的な中国のニュースですね。
中国ではよく路上で羊肉串焼き(シシカバブ)を焼いて売っているのを見かけます。僕も中国にいた頃、時々食べていました。炭火焼だし、おいしい。
でも、その羊肉串焼き(シシカバブ)が実はとんでもない物だったりするというニュースにビックリ。
ウイグル族のようなイスラム教徒だけでなく、中国の大部分を占める漢民族にも人気の羊肉串。
羊肉のラーメンも人気ですし、日本人にはあまり馴染みのない羊肉は中国でポピュラーです。
だけど、 路地で売っている羊肉串焼き(シシカバブ)は、あんまり安いと実は怖いというお話。
この記事の女性は羊肉串で出血が止まらなくなり、全身に紫斑が出るなどの中毒症状を起こしたとあります。まあ、実際は羊肉ではないみたいですけどね。
実はあんまり値段が安いのはやめておいた方がいいというのは中国ではよく言われている事です。
中国の場合、日本と違って賞味期限が切れかかっているとか、見た目が良くないとかで安くなっているのとは、訳が違います。
正に羊頭狗肉。
この語源は、羊の頭を看板にかけながら、実際は犬の肉を売る事から来ていますが、今もほとんど事情は同じじゃないか!という笑い話にもならない話。
羊肉といって犬の肉ではなく、ねずみの肉を出していたとはビックリ。
でも、医者が症状を見てすぐにこれでは!と言ったという事は、中国人のある人達には暗黙の秘密のようですね。
意味的にも、「良い品に見せかけたり、宣伝は立派だが、実際には粗悪な品を売ることの例え」として用いられていますが、これも全く同じ・・・・。 中国何千年の歴史を紐解くと、この羊頭狗肉は脈々と受け継がれてきたという事でしょうか・・・。
今回問題となっている羊肉串はもっと悪質・・・。
中国の事情通が言うには、ねずみは凝血抑制剤で毒殺するので、その肉にも大量の薬品成分が残っているとのこと。それを羊肉として売っているわけですからね。
ねずみの肉を羊肉とだます為に、下味をつける際に色素や羊肉の香りを添加するとも。
ねずみの肉を単なる羊肉としてだますだけじゃなく、そのねずみの肉自体が食べるのに危険な肉なようです。 1回や2回食べたぐらいではそんなに気付かないかもしれないけど、ずっと食べ続ければ怖い病気に・・・。
まあ、中国では問題になりそうだったら、その路上から姿を消せばいい話。中国の他の都市に行けば先ず見つかって捕まる事はないでしょう。
でも中国の屋台で炭火で焼く羊肉串は確かにおいしい。炭火焼はガスで焼いたのなんか目じゃないです。 ただ、値段が安過ぎるというのも怖いという事も覚えておきましょう。
羊肉串が全部が全部ねずみ肉という訳で勿論ありませんから、ある程度の値段以上なら大丈夫かな?
まあ、日本人だと単にぼられている可能性もあるけど(笑)。でも、買っている人の様子をじっと見ていると、大体の値段はわかります。お札のやり取りなどで。
あんまり地元の中国人も買っていないような屋台は、ちょっとやめておいた方がいいでしょうね。
中国のB級グルメというか、中国屋台で焼いているイカなどもとってもおいしいです。
だから、中国の屋台は何でも怖い、危ないで、せっかくのチャンスを逃すのも勿体ない気がします。
一部の悪質な業者の為に、中国のB級グルメ全体が目の敵にされるのは、記事を書いたライターと同じく残念な気持ちです。
ただ、自分の身は自分で守らなければならないという事は海外一人旅では当たり前ですから、自分が怪しいと思ったら絶対買わない事です。
海外一人旅では自分の目や直感を信じる事も大事だと思います。
中国で羊肉串に限っていえば、買う時の1つの目安は値段だと覚えておいてくださいね。
安さばかりに目が言っていると、中国ではカラクリがあって怖いという話でした。
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