ベトナムの国際関係スポット
今回は趣向を変えて、国際政治やベトナムの状況を理解したい方向けのスポットの紹介です。
それはベトナムのドンダン駅。

ドンダン駅と聞いてすぐにわかると言う人は稀でしょう。
でも、多くの日本人がテレビで見ているんですよ。
わかりました?
そう、ドンダン駅とはベトナムと中国の国境にある駅。
そして北朝鮮の金正恩委員長が中国から来た国際列車から降りたって、ベトナムで大歓迎された駅なんです。
ドンダンの町は小さく普段はひっそりとしています。
ドンダン駅も列車が来る時だけ人が来るという感じの普段は閑散とした場所で、一見あの大歓迎式典が行われたところとは結び付きません。
一応国際駅ですから、小さいながら出入国管理や税関などもあります。
でも何と言っても、金正恩委員長がベトナムに来た時の歓迎の写真パネル。

経済制裁されている国のトップなのに、ベトナムに厚遇で迎えられましたからね。
ベトナム政府の北朝鮮の扱いは、日本政府とは180度、違っています。
日本は北朝鮮と正式な国交がなく、拉致問題、ミサイル問題などで良い印象を持っている日本人は少ないでしょうが、ベトナム人は違います。
日本では「えっ!」という感じですよね?
そんな国際関係が具体的に実感できる所です。
ちなみにドンダンへは首都ハノイからバスで4時間半ぐらいです。