燃料サーチャージ(燃油特別付加運賃)のからくり 


   フジテレビのニュースで、燃料サーチャージの話がでてきて、今年の夏の海外旅行はお得と言っていました。海外旅行ををする時に、時々耳にする燃料サーチャージ。でも、どんなものかはっきりわからない人、多いんじゃないでしょうか? 

  ニュース内容はこうです。
  『国際線の料金に課金される燃油サーチャージが、8月から9月の発券分でも、ゼロになることになった。燃油サーチャージは、燃料の市況に応じて、航空会社が、運賃に燃油料金を上乗せするもの。

 シンガポール市場での燃油価格が、基準値を下回っているため、4月から、6年半ぶりにゼロになっているが、8月から9月の料金も、引き続き、ゼロになることになった。

 航空会社は、夏の海外旅行には追い風となり、「2016年の夏は、海外を旅行先に選ぶ人が増えるのでは」と、期待する声が上がっている。』

 さて、記事にも説明があった通り、燃油サーチャージというのは、国際線で航空会社が運賃に燃料であるジェット燃料料金を上乗せするというものです。

 日本では燃油特別付加運賃(フューエルサーチャージ)、燃料サーチャージとも呼ばれていますが、燃油サーチャージと同じものです。

 以前は燃料代も全て航空料金に含まれていました。ところが、航空機の燃料に使われる原油の価格が急激に上がった事により、航空会社が燃料代をまかないきれなくなってきたんですね。そこで考え出されたものが燃料サーチャージです。

 航空燃料の高騰は、直接航空会社の経営に響きます。全部込みで航空券を売っていて原油価格が突然高騰すると、それだけで大損害を被る可能性がでてきたのです。

 その為、燃料価格変動分のリスクを乗客が負担する形で徴収されることになったのです。それが燃料サーチャージです。

 ですから、この燃料サーチャージは原油の価格によって上下します。今ではツアー代金やチケットを買う際に、航空券代とは別に燃料サーチャージを徴収するのが当たり前になってきましたよね?

 つまり、〔広告に載っている航空券代 + 燃油サーチャージ代 = 実際に支払う料金〕ということです。ツアーに申し込む時に航空券代がこんなに安い!と飛びついたら、実際は後で料金に燃料サーチャージを払わされ、全然安くないじゃんと言うような経験をした方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

 実はこの燃料サーチャージ、行き先や航空会社にもよりますが、高い時は本当に何万円と払わなければならないんですよ。でもですね、この燃料サーチャージ

 原油価格が一定レベルまで下がれば徴収されないことになっているんです。

           それが今です!

 一般にANAやJALなど名の通っている航空会社は、2か月ごとにこの燃料サーチャージを見直しています。ですからニュースの記事にもあったように、今年の夏休みは燃料サーチャージ分だけお得なんですよ。

 いつも徴収されていた追加分が0なんですから。去年と比べても円高だし、海外旅行に行くには好条件がそろっているという事がおわかりになったことでしょう。

 逆に原油価格が高い時は、燃料サーチャージもけっこうな額がします。特にヨーロッパや中南米、アフリカといった距離が長くなればなるほど燃料サーチャージ代が高くなります。

 旅行代理店航空券やツアーに申し込む場合は、必ず燃料サーチャージもいくらか確認するようにしてくださいね。

 航空会社によっても違っていますし、行き先、乗り継ぎの有無にも燃料サーチャージは違ってきます。

 見た目の航空券代は安くても、燃料サーチャージを加えると、他より高かったという事もありえるのです。

 さてさて、今はとにかく燃料サーチャージがタダ。そして、円高になってきましたから、海外旅行に行くなら「今でしょ」という感じ。(かなり古いかな?)

 いずれにしても、海外旅行へいつ行くか迷っている方。特にヨーロッパや中南米など日本から遠くに行く場合。

  今がお得ですよ。

 このチャンスに、海外一人旅にも挑戦してみてはいかがですか?
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