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日本の常識と南米・ボリビアの常識


   南米ボリビアの実質的首都ラパス。 坂道が多いことで知られていて、ラパスすり鉢状の盆地のようになっています。

 すり鉢状の底とてっぺん。 どちらに住みたいですか? 
 お金持ちはどっちに住んでいるでしょうか?

  日本の常識では、お金持ちは高い所であるてっぺんに住んでいるイメージですよね?

  見晴らしが良く、治安上も安心というわけです。 昔の殿様も築城する時には、城を山の上に建てたりしているように、下と比べると上の方がレベルが上という感じです。

  しかし、ボリビアではそんな日本の常識は通用しません。実はボリビアのラパスでは、てっぺんに住んでいるのは貧しい人達なのです。

  どうしてでしょうか?

 それはラパスに行ってみればわかります。

 ボリビア
南米大陸でも高原の国です。ボリビアでは3000m、4000mの所に都市が形成されています。
 海抜0mの所と比べると酸素が薄いのです。

  そしてラパスも標高は3600mぐらいにあり、坂道が非常に多い。

 すり鉢状なので当たり前ですよね?

  ですから上に行くほど酸素は薄くなるし、毎日急な坂道を上り下りするだけでも一苦労です。 車社会でないボリビアでは、みんなが車を持っているわけではないですからね。

 バス代などをお金を節約しようとすれば、自分の足で歩かなければならない。 というわけで、ボリビアのラパスでは上に行けば行くほど貧しい人達が住んでいるのです。

 日本の常識世界の常識ではないということがおわかりになったと思います。

 ボリビアのラパスに行かれる場合は、治安面の参考にしてくださいね。

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